リッチでまろやか、バランスがよく骨格のしっかりしたワイン
ペイ・ドックはカベルネ・ソーヴィニヨンにとってこの上ない表現の場となっていますが、この品種のふるさとはボルドーです。世界的に知られている通り、数々のグラン・クリュワインのブレンドでカベルネ・ソーヴィニヨンが使われています。カベルネ・ソーヴィニヨンは、カベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの自然の交配によって生まれました。偶然とはときに気前がよいものです。ロシュ・マゼはそれをよく理解し、最高のワインを作りだしています。
赤系果実のアロマがきわだち、濃密でしっかりとした色調のワインをもたらすことで知られるカベルネ・ソーヴィニヨンですが、ラングドック・ルーションで栽培されるとこれらの特徴にさらに繊細さが表現されます。ペイ・ドックの丘陵や平地など、カベルネ・ソーヴィニヨンを表現する最高のテロワールで生まれたワインたち集めることで、ロシュ・マゼは、多彩なアロマと樽香を感じるワインに仕上がっているのです。
美しいルビー色に反射する濃厚な赤色です。樽の香りがつくことによって、シルキーでバランスの取れたワインになります。カシス、さくらんぼ、トリュフのアロマがバニラのニュアンスと混じり合います。味わいはまさに繊細の一言。長く続く繊細さの中から赤系果実のニュアンスが生まれ、最後はロシュ・マゼらしい樽香を感じます。
16℃でサービスすると、美しい骨格をもったこのワインはシャルキュトリーの盛り合わせ、赤肉料理、ソース料理のほか、山羊のチーズやコンテのようなチーズとよく合うでしょう。
子羊の骨付ロース : カベルネ・ソーヴィニヨンの力強さが、子羊のしっかりした味を助け、良く合います。
シャルキュトリーの盛り合わせ : カベルネ・ソーヴィニヨンのスパイシーさや樽香のニュアンスが、シャルキュトリーのスモークの風味と良く合います。
山羊のチーズとパン・デピスのタパス : バニラとスパイスの風味を感じるカベルネ・ソーヴィニヨンは山羊のチーズをまろやかにし、パン・デピスとの相性も抜群です。
ペイ・ドックのテロワールは見事なモザイク状になっています。ロシュ・マゼでは、品種の最高の味わいを見極めながら、敬意をこめて、正確に、情熱をもってブレンドしています。
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